家族のために本を読む

二児の母の、家族のための読書の記録。

メディアとどう付き合うか

今までせいぜいYoutube閲覧程度だった上の子がネット検索するようになってきた。
大人になってから少しずつネットの世界に触れてきた私たちとは違って、生まれたときからインターネットが存在する子供たちの世代。
何を教えるべきかを知るべく今回読んだのがこちら↓



こんな人向け

  • これからメディアに触れる子供とその親
  • メディアの情報を鵜呑みにしている人


読んでよかった度:★★☆☆☆

中学生に向けた「14歳の世渡り術」シリーズの一冊で報道カメラマン宮嶋 茂樹氏の著書です。

10年も前の書籍なので、最近よく耳にする偏向報道SNSなどの記載はほぼなく、今の時代に合った内容ではないので[読んでよかった度]は低めでごめんなさい。


要はメディアの情報を真に受けず、自分で調べたり考えたりしろというお話。


もう少しタイトルに絞った内容だとよかったんだけど、自身の仕事の自尊話と、他職批判が多いのが一般的な日本人には馴染みにくいように思う。
でも悪名は無名に勝るとは事実で、「感じ悪いから聞きたくない」ではなくきちんんと耳を傾けようというのが私の考え。

単に口悪いだけの人ももちろんいるけど(笑)


インターネットやパソコンに否定的な人で、なくても困らないとのこと。
便利な世の中になった代わりに人がダメになっていく、という考えは私も近いものを持っていて、
ネットは便利だけど、頼りすぎはどうかなと。

電車の乗り換え時に路線図を見ず、すべてネットで調べてる人は、スマホを忘れたら途端に何もできない人になってしまうかもしれない。

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私は乗り換えはネットで調べるんだけど、路線図を見ていたらネット上では出てこないけど便利な乗り換え方法を見つけたことがあったんだよね。


情報を鵜呑みにせず、自分で調べて考える。
情報があふれる現代だからこそ、取捨選択し判断する力が試される。


今回は、子供と自分のための読書でした。


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