家族のために本を読む

二児の母の、家族のための読書の記録。

どういう状況かではなく、どうとらえるか

自分を変える習慣力 (Business Life 1)

自分を変える習慣力 (Business Life 1)


こんな人向け

  • 習慣づけたいものがある人
  • 人生に気づきが欲しい人


読んでよかった度:★★★★☆

習慣づけることの重要さと、三日坊主にならないためのアドバイスが満載。
なぜそれを習慣づけたいか目的を明確にし、達成されたときのイメージを持つことやスモールスタートでムリなく続けられるよう多くのコツがあり、3日坊主になりがちな人にはオススメ。

ただ、有名な哲学者の話や有名な大手社長、有名スポーツ選手のエピソードなど、よく聞く話も満載。
本を読まない人には新鮮な話かもしれないけど、聞いたことのなる話が多い。

習慣づけたい内容というはの人それぞれなので、健康のために自炊すべきとか、ダイエットはこうすべきとかは要らなかったかな。

どういう状況かではなく、どうとらえるか

本の最終章さらっと紹介されたプレゼン中の心理の話が個人的には一番おもしろかった。

「自分のプレゼン中に、聞いている人から指摘があった」という同じ状況下でも①怒り②焦り③喜び④感謝といった違う感情が起こりえるという話。
多くの日本人がそうであろうと著者が指摘するとおり私も多分②だろうなぁ。
これを「真摯に聞いてくれている」と喜んだり、「違う角度から考えてくれた」と感謝できるようになりたい。


今回は、自分のための読書でした。


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『ぐっすり眠れる、美人になれる! 読む お風呂の魔法』読了

ぐっすり眠れる、美人になれる!  読む お風呂の魔法

ぐっすり眠れる、美人になれる! 読む お風呂の魔法


こんな人向け

  • 眠れない人
  • 冷え性の人
  • 綺麗になりたい人


読んでよかった度:★★★☆☆
   オススメ度:★★★★☆

冷えを改善させてぐっすり眠るための正しい入浴方法指南書。

寝る1時間前に40℃で15分、を基本に湯舟に浸かるタイミングや行動の順序、環境づくりをはじめ、便利グッズなども紹介されてます。

普段から美容関係の情報を入れてる人にはあまり真新しいものではないかもしれないけど、ちょっとした発見があるかも。

私は髪を乾かすのに30分以上かかるので、睡眠の1時間前の入浴が難しかったりするんだけど、そういう人のために「夜は浸かるだけ、朝洗髪」という分浴を提案されてました。
分浴なんて言葉あるのかな…はともかく、これはありかも?
でも…汗かいた髪のまま寝るのもなぁ…。

今はスイッチひとつで勝手に掃除をしてくれる浴槽もあるのだそう。いいなぁ。


ダイエット中だし、インフルエンザも流行ってるし、ちゃんと湯舟浸からなきゃな。


今回は、自分のための読書でした。


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『みんなが知りたい! 「世界のふしぎ」がわかる本』読了

みんなが知りたい!  「世界のふしぎ」がわかる本 新版 (まなぶっく)

みんなが知りたい! 「世界のふしぎ」がわかる本 新版 (まなぶっく)


こんな人向け


読んでよかった度:★★★☆☆

世界各地にある有名建造物などをざっくり教えてくれる本。

モアイやナスカの地上絵、ピラミッドなどの未だ解明されないものだけでなく、ウルルのような自然物、自由の女神のような近代のものまでさまざま。

自由の女神のどこらへんが「ふしぎ」なのかよくわからないのだけど…この本のテーマは「とりあえず世界にある観光名所押さえておこうね」的な感じかな?

どの国にあるか記載がなかったり、紹介されたものが最初の世界マップに全部載っていなかったり、クイズの難易度がバラツキすぎなど、全体の統一感が感じられないものの、写真や図がたっぷりで見やすく世界の歴史的に有名な場所や建造物を知る入門書には良さそう。


イースター島の文字を読める人が、つい150年前まで存在していたのには驚き。
もっと詳しい本で調べてみたくなる!


今回は、自分と子供たちのための読書でした。


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『鬼が出た』読了

公文推薦図書から『鬼が出た』。

鬼が出た (たくさんのふしぎ傑作集)

鬼が出た (たくさんのふしぎ傑作集)


こんな人向け

  • 小学校低学年くらいから
  • 鬼に興味のある人


読んでよかった度:★★★☆☆

鬼とはいつからいるのか、どんな種類があるのか、そもそも何なのか。
昔話の鬼、昔遊びの鬼、宗教の鬼、文化としての鬼、など日本人なら誰でも知っている鬼について歴史的な絵や像と共に紹介してくれる本。

本のサイズやページ数からして絵本のようだけど、描き下ろされた絵は少なく屏風絵などの紹介なので小さい子にはちょっと怖いかも?

絵がいつ描かれたものかも書かれていたらよかったな。


今回は、自分と長男のための読書でした。


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『家事の得ワザ 一流のプロたちに学ぶ「家庭で使える得ワザ」大全集』読了

家事の得ワザ 一流のプロたちに学ぶ「家庭で使える得ワザ」大全集

家事の得ワザ 一流のプロたちに学ぶ「家庭で使える得ワザ」大全集


こんな人向け

  • 家事初心者
  • マメ知識を増やしたい人


読んでよかった度:★☆☆☆☆

「家事」とタイトルにあるけど8割はレシピなので偏りを感じる。
簡単に落ちない汚れを落とすコツなんかを知りたかっただけに残念。


「大根2本を早得技6変化」とか「キャベツ2玉を…」「鶏モモ肉16枚を…」とか、いつ役に立つんだ…


コンビニで買ってきた料理をわざわざリメイクする人の気が知れないし、食べきれなかったパンを後日おいしく食べたいからって一枚ずつアルミに包んで冷凍する人がいるとも思えない。


掃除も、ほぼグッズ紹介で、家にあるもので綺麗にするコツとかではなかったのが残念。
「壁の汚れは普通の消しゴムで落ちる」には「おっ!」と思ってやってみたけど…全然落ちなかった…。

「布団カバーの簡単なかけ方」は、「そりゃそうでしょうね」、という内容。


普段家事をしない人がテレビで見て「へー!」というにはいいかもしれないけど、実用的なものはごくわずか。


今回は、家族のための読書でした。


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絵本『ねないこだれだ』

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)


こんな人向け

  • 寝ない子
  • 子供が寝なくて困っているママ



読んでよかった度:★★★★☆

寝ない子の末路。

救いのないラストに大人の私でもちょっと怖い。
幼い頃の「みんなのうた」の『メトロポリタンミュージアム』以来のトラウマの予感。

いきなり読み聞かせるのではなく、子供のメンタルと内容を考慮した上でどうぞ。


今の時代にして過激な内容…と思ったら1969年の作品ですって!
なるほど、メトロポリタンミュージアムよりも古い。
今出版したらクレイマーが湧きそう…(笑)


今回は、子供のための読書でした。


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絵本『なにからできているでしょーか? 』


こんな人向け

  • 小学校低学年くらいまでのお子さん
  • 分解好きな子


読んでよかった度:★★★★★

たべものが何からできているか、小さな動物たちが分解していく絵本。

おにぎりは海苔と塩と梅干とさくさんのご飯粒。

餃子はキャベツとニラと皮と…


普段から餃子も春巻きも、せっかく包んだものも分解しながら食べるうちの子たち向けだわ…。


かわいらしい色鉛筆のやさしいイラストだけど、ちゃんと美味しそう!!


今回は、子供のための読書でした。


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『ブランド別 人気のバラ図鑑 決定版』読了

ブランド別 人気のバラ図鑑 決定版

ブランド別 人気のバラ図鑑 決定版


こんな人向け

  • バラ好きな人!


読んでよかった度:★★★★☆

日本、フランス、イギリス、ドイツ、イタリアの人気のバラの品種をブランドごとに紹介した本。

各品種の写真と日本語名、英名、人気度、育てやすさ、作出年と色や咲き方、香りなどの基本情報とその花にまつわるエピソードや特徴などがわかる。


名前も楽しめる

花の美しさはもちろんのこと、それぞれ作者の想いが込められた品種名もまた楽しめる。
小説の登場人物や王族、芸術家などの人物名や、その花の色や形から連想される食べ物や宝石や想像上の動物など由来はさまざま。
小説や漫画を書く人にはネーミングの材料としてもよさそう。


一番のお気に入り

数ある品種の中で私が一番好きな京阪園芸の「しずく」も載ってる!
透明感のある白が重なるとほんのりピンク色になって、チューリップのような少しつぼんだカップ咲きがかわいい。


普通の花も育てられないのでバラを育てるなんて私には無理なのでせめて写真を…。
だけどいつか本物を見てみたいな。


今回は、自分のための読書でした。


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『パワーストーン 石が伝える地球の真実』読了

最近、小2の次男がパワーストーンに興味があるようなので選んだのがこちら。

パワーストーン 石が伝える地球の真実

パワーストーン 石が伝える地球の真実


こんな人向け

  • 綺麗な石が好きな人
  • 石のでき方を知りたい人


読んでよかった度:★★★☆☆

マグマ学が専門だという理学博士の巽好幸氏監修。

パワーストーンを色ごとに分けて、それぞれの通称、英名、元素記号、硬度、比重が紹介されている。
パワーストーン」をタイトルに掲げている割にはパワーの部分の詳細はほとんどなし。

それぞれの石の性質や、その石がどのように誕生するのか、歴史や文学上の石のエピソードの紹介がメイン。


鉱物の定義やサファイアとルビーの元素記号が同じであるなど知らなかったことも多く、原石やカットされた石の写真は綺麗。

得るものはあるものの、タイトルに期待してパワーストーンの効果などを知りたい人は別の本をどうぞ。


それでも、次男は自分が持っている石の名前が知れて嬉しそうなのでよかった。


今回は、自分と次男のための読書でした。


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『おんどりとえんどうまめ―ロシアの昔話より』

探していた絵本を旦那が見つけてくれたので図書館で借りました!


おんどりとえんどうまめ―ロシアの昔話より (チャイルドブックアップル傑作選)

おんどりとえんどうまめ―ロシアの昔話より (チャイルドブックアップル傑作選)


読んでよかった度:★★★☆☆

あぁ…でもちょっと違ったなぁ。
喉に何かを詰まらせてバターを探し求めるってところは同じなのに、色々違う…。

ロシアの昔話なのだそうで、伝わるうちに色んなバージョンができてしまうのはどこの国でも同じか。


私が子どもの頃に読んだ話は↓こんなのだったんだけど…

nashico-books.hatenablog.com


ロシアの昔話といえば『おおきなカブ』が有名だけど、どちらも力を合わせて問題を解決するお話。

ロシアの子供たちは協力することをこうやって教わるんだなぁ。


今回は、自分のための読書でした。


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