家族のために本を読む

二児の母の、家族のための読書の記録。

進撃の巨人25巻

今回読んだのは、進撃の巨人25巻。


みんなすっかり大人になっちゃって。
エレンの目がやばい…( ゚Д゚)

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戦争モノで、「相手にも家族がいて、どちらか一方が悪いわけではない」的な話はよくあるけど、ここまで主人公側が悪魔のような存在だと相手側に恐れられる作品もない。

心が弱くそれを自覚する人間くさいライナーに対して、民間の子供をも殺してしまうエレン。
言動も表情も主人公のほうが悪そう('Д')


前回読んでから時間が経ったから内容忘れてしまって、けっこー雰囲気だけで読んでしまった(;´∀`)

最初から読み直そうかなぁ…
かなり話が前後するからちょっと難しいよね。


今日は自分のための読書でした。


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いわさきちひろ絵の白雪姫

今回読んだのは、「いわさきちひろ・おはなしえほん」シリーズから『しらゆきひめ』。


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文:立原えりか
絵:いわさきちひろ


こんな人向け

  • すべての女の子に!


読んでよかった度:★★★☆☆

言わずと知れた、グリム童話の『白雪姫』。
同じタイトルでも本によって、絵はもちろんストーリーも微妙に違う童話。

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この白雪姫では、後妻のお妃は魔女というわけではなく、単に恐ろしい人。
毒リンゴの前に毒の櫛を売るパターンで、お妃は最後死んでしまう。


口から出れば息を吹き返す程度の毒での殺人未遂罪の罰が死刑というのもなかなか厳しい気がしないでもないかな…。


絵はやわらかいタッチが素敵な いわさきちひろ氏。
他にも色んな「白雪姫」の本があったけど、もし私に娘がいたら、この本を選んだと思う。



今日は自分のための読書でした。


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古代の日本人の性格は?

日本史勉強中の私が今回読んだのは
歴史学者 松尾 光氏の『現代語訳 魏志倭人伝』。




こんな人向け

  • 魏志倭人伝卑弥呼以外の記述を知らない人
  • 遺跡からは知りえない古代日本を知りたい人


読んでよかった度:★★★★☆

魏志倭人伝だけでなく、『漢書』『後漢書』などからも当時の日本の様子を記したものを原文と現代文を含め説明された本。

学校で習った魏志倭人伝は、中国の歴史書であることと、日本に卑弥呼が治める邪馬台国という国があったということくらい。

以前読んだ本で、「古代の日本人は全身に入れ墨をしていたことが魏志倭人伝に記されていた」という記載から興味をもって読んだみたんだけど、これがなかなか面白い!

遺跡からはわからない当時の日本

遺跡から当時の家や食べ物、道具はわかるけど、文字を持たなかった日本では知りえなかったことがたくさん。

蚕を育てて糸を紡いでいたとか、全身に顔料を塗っていたとか、その目的が海で漁をするときに大型の動物に襲われないようにするためとか、一夫多妻制であったとか、差別がないとか、人が死んだときに歌を歌い酒を飲み踊ったとか、遺跡からはわからないことだらけ。

どの書にも「女が多い」ってあるけど、男はなんで少なかったんだろう???

日本人の性格

一番おもしろかったのが、古代の日本人の性格。
「兵器はあるが自ら遠征に行かない」
「性格は素直で優雅」
「女性は慎ましく嫉妬も窃盗もしない」
のだそう。

あまり主張せず穏やかな性格は古代から変わらないみたい。


中国の歴史書がなかったら絶対知りえたなかったこと。

文字を持ち、後世に残してくれた中国人に感謝!!


今日は自分のための読書でした。


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縄文人はどんな生活をしてた?

今回読んだのは、土偶大好きフリーライターの譽田 亜紀子さんによる『知られざる縄文ライフ』。
イラストはスソアキコさん。



こんな人向け


読んでよかった度:★★★★☆

縄文時代の生活をたっぷりのイラストで紹介した本。


植物からつくった糸で機を織って服にし、木で船を作って海を渡り交易をし、呪術師が通過儀礼を行い、海水から塩をつくり、骨でつくった釣り針で釣りをし、植物を栽培し、土から土器をつくる。
なんて充実 縄文ライフ!(*'ω'*)


海で採った魚貝と海藻と海水を土器に入れてぐつぐつ…おいしそう!

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髪は綺麗に結って漆塗りのかんざしを挿して、耳には石のピアス、手首には貝のブレスレット、首にはヒスイの首飾り。
おしゃれ!


でも、土器の作り方は載ってなかったなぁ。

学校では教えられない…?

女性を模したといわれる土偶は学校で習ったけど、男性を模したといわれる石棒については習わないから知らなかったなぁ…。
ってかこれは…教科書に載せられないか(*ノωノ)
気になる人は自分で調べてね。

実は超高齢化社会

乳幼児の死亡率の高さから、寿命は30~40歳程度みたいだけど、一度大人になってしまえば意外と長生きだったようで、実は65歳以上が3割という説も。
平成29年の65歳以上の割合は27.7%。
今より高齢化社会Σ(゚Д゚ )

夢が膨らむ縄文事情

日本は火山灰のせいで土が酸性のため、有機物が残りにくいそう。
しかも当時の日本には文字がなかった。(実は文字があった説を最近知ったのでこれは今後調べてみたいな)
なので縄文時代の生活は想像の域を出ないものも多いみたい。


以前読んだ本では2年ごとに子供を産み続けたのではないかと書いてあったけど、この本では上の子に子守をしてもらうために間をあけて出産するなどコントロールしていたかもと想像。
避妊方法のない時代にそんなことできるのかなぁ(;´∀`)


縄文時代のデートを考えるコラムもあり、縄文人の恋事情の想像も膨らむばかり(*'▽')


彼らの恋のおかげで今の私たちにつながってるのよね。


今日は自分のための読書でした。

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ドラえもんと政治の勉強

政治に興味を持ち始めた5年生の長男のために今回読んだのはこちら↓


こんな人向け

  • 政治に興味を持ち始めた小学生
  • 政治がわからないままの大人


読んでよかった度:★★★☆☆

小学生にはちょっと難しいかなぁ。

でも、政治にまったく興味のない小2の次男も大好きなドラえもんなので、漫画の部分だけ読んでた(;´∀`)

なのでとっかかりには良さそう。


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のび太が総理大臣になるとロクなことにならないし、好き放題法律を変えると問題が出てくるというのは漫画の部分でよく解るけど、肝心の政治の仕組みを知るには結局文章を読まなくてはいけなくて、これが政治に関して無知な子供にはちょっと難しい。

日本の政治の基本や省庁に関しては9章のうちに1章のみで、政治の歴史や海外の政治、地方自治、選挙と民主主義、など幅広く説明されていて、日本の政治のしくみを詳しく知るというよりは、政治とは何かをざっくり知るためのもの。…ざっくりでも…難しい(´Д`)


子供が一度読んで納得するというものではないけれど、ドラえもんという身近なアイテムで政治も身近なものとして感じさせてくれる一冊。


今日は子供と自分のための読書でした。


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伝わらない原因は言葉じゃなかった


こんな人向け

  • 意見を持ってる人ってすごい、と思ってる人
  • 意見を言えないのが語彙・表現力不足のせいだと思ってる人
  • 読書感想文が苦手だった人


著者はこんな人

ジョージアのCMの「世界は誰かの仕事でできている。」や「バイトするなら、タウンワーク。」で知られるコピーライター。


ジョージアのCM、あれはよかった!

「ねぇパパ、この世界は誰が作ってるの?」
「誰って…」
「俺だぁ!」
「いや俺だ」
「俺ですね」

「世界は誰かの仕事でできている。」

ってヤツ。めちゃ好き。心動かされる言葉。


読んでよかった度:★★★☆☆

1章で、言葉にできないのは語彙力不足ではなく思考そのものがないと説明
2章で、思考を育てる方法を紹介
3章で、言葉にするテクニックを紹介


例えば桃太郎を読んで、「面白かったです。」程度の感想しか書けない人は、読解力がないのでも表現力に欠けているのでもなく、思考を持っていいないだけ。


動物たちの個性が光るすばらしい戦いであったとか、鬼の視点だとどうであるかだとか、そもそもなぜ桃に入っていたのかなど、考える要素は腐るほどある。
こういった思考に奥行きを持たせる方法の説明が2章でなされている。


3章の言葉にするテクニックは、普段会話でするような言葉ではなく、プレゼンや面接など何かを訴えかけるためのキャッチーな言葉のテクニックととらえた方がよさそう。
著者が本の中で「美しい日本語は小説に向いている」と言っているように、キャッチーな言葉はキャッチコピーに向いているんだと思う。


全体的に何度も同じ言葉や説明を繰り返したり、たとえ話がわかりにくかったりと、ちょっと読みづらい
3章で「たとえる」「繰り返す」「たった一人に伝わればいい」という伝えるときのテクニックの記載がある。
なるほど、まさに自分の言葉のルールを本の中で適用しているのね。

そして私はターゲット外だったみたい。


1章で言葉自体は表面的なものだと言ってるし、3章はなくてもよかったように思う。
2章ではどんな人でも使えるテクニックとして紹介してるのに3章は限定的。
もうちょっと絞って削ってシンプルにしてもよかったんじゃないかなぁ…
「誰に」「何を」伝えるかを明確に…という記載があったのに、この本自体ターゲットが明確じゃないのでは?


うまく伝えるための本なんだけど…うまくまとめられない…(´Д`)
読解力不足か、思考不足か…言葉にするって難しい。


今日は自分のための読書でした。


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まずはイソップ物語から

今回読んだのはこちら↓


こんな人向け

  • すべての子供たち
  • イソップ童話を知らずに大人になってしまった人


読んでよかった度:★★★☆ ☆

はらぺこあおむし』で知られるエリック・カールによるイソップものがたり。

★3つなのは物語を知っているからで、子供に読ませてあげる本としては五つ星!!


この絵本では『ライオンとネズミ』をはじめとして、『○○と○○』といった11話を収録。
有名どころだと、『ウサギとカメ』と『アリとキリギリス』あたりかな。


イソップ物語は1話が短いながらも教訓があるのがいい。
説教臭いこともないし、故事成語のように難しくもない。


イソップ物語と大人たち

大人になっても何となくみんな、イソップ物語を引用するんじゃないかな?

↓この程度は通じそう。


「私、うさぎじゃなくてカメタイプなんだよね」
「狼少年になるなよ」
「北風じゃなくて太陽がいい」

とかね。


「問題は誰が鈴をつけるかだ」


あたりもおさえておきたい。

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※あまりメジャーじゃないかもしれないから一応説明しておくと、
敵の位置把握のために、ネズミたちが猫に鈴をつける作戦を立てるが誰も行動に起こせないという話。
事件は会議室で起きてるのではないのです。


みんながイソップ物語を知ってるから、
キリギリスの寿命は2か月だから遊んでて当然だと話題になったり、
『すっぱいブドウ』が心理学用語になったり、
『未来ウソップ』が生まれるんだろうね。

ってことは知らないとマズい…かも?


イソップ物語で学ぼう

学校で習う、中国の故事成語や日本のことわざに比べ、決して習いはしないけど絵本で学べるイソップ童話の教訓。
正確な物語を覚えていなかったとしても、動物たちの気持ちは大人になっても忘れずに残るもの。


子供に読ませる本のひとつに、ぜひイソップ物語を!



あ、今回紹介した絵本には『北風と太陽』と『狼と少年』は含まれてませんので悪しからず。


今日は自分と子供たちのための読書でした。


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ドラえもんとタイムマシンで歴史の勉強

日本史勉強中の私が今回読んだのはこちら↓


ドラえもんのび太がタイムマシンで旧石器時代から平安時代までの日本へ行き、各時代の人に実際に会って当時のくらしを知るという内容。
半分くらい漫画だし、大好きなドラえもんなので、10歳の長男はもちろん、7歳の次男も楽しそうに読んでた。

こんな人向け

  • 日本史の勉強はしたいけど、文章が苦手な人
  • 子供に日本史に興味を持たせたいお父さんお母さん


読んでよかった度:★★★★★

文章と写真だけの歴史書に比べてると、漫画はわかりやすい。

日本人なら誰でも知ってるドラえもんの漫画だから、キャラ説明や背景など説明不要で、突然タイムマシンが出てきて時代を移動しても何の違和感もないので世界に入りやすい。

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三世一身の法や墾田永年私財法など、土地に関する法律だけをまとめて考えるのも比較しやすくていい。


魏志倭人伝に、当時の日本人は大人も子供も全身に入れ墨を入れていたという記述があったそう。

どんな模様だったんだろう??
タイムマシンがあったらなぁ。



今日は自分と子供のための読書でした。

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少子化ってどこの日本の話ですっけ

やっと新年度がスタート!

小学生の母としては嬉しい限り!


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ランドセル姿も板についてきました。


上の子のクラスは4クラス、下の子は5クラス。
私のときは ほぼ3クラスだったけどな。


私は2人しか生まなかったけど、まわりには3人兄弟は普通にいるし、4人とか5人とか…最高で7人兄弟もいる。


少子化って本当だろうか…と、ときどき疑ってしまう。


出生率が低いのはわかってるけど、「兄弟数」だったらけっこう多いんじゃないかな?


就業率が上がってるし、出生率も若干ながらも上向き。


がんばれ若者っ!!

生活保護は何がダメか

こんな人向け


読んでよかった度:★★★☆☆

生活保護のシステムがどういったものか、というよりは、生活保護受給者への悪い印象を払拭するための説明が多い。
生活保護そのもののシステムや現状を知りたかったのでちょっと残念。
とはいえ、受給率や受給条件などの基本的な説明や、各支援団体の紹介など知らないことが多かったので読んでよかった。

タイトルが

問題の起きた役所名や餓死者を実名で挙げ、「役所はこんなにひどい!」という話が多く、内容が偏りすぎてるように感じる。
不正受給も事実あるわけで、そちらにも少しはフォーカスを当ててもよかったんじゃないかな。
この内容だとタイトルは「生活保護」ではなく「生活保護は悪くない」とか「役所の言いなりにならずに生活保護を受給する方法」あたりがベターかと。

内容は

「役所はとにかくダメだ!」という内容が大半を占めているので、生活保護のシステムを詳しく知ることはできないかな。
生活保護の受給条件についての説明はあるのだけど、受給後の受給条件については特になく、本人の努力が要不要についての記載はなかった。

「ドイツは職業訓練があるのに…」から察するに、日本は受給したらそのまま継続なのかな?だとしたら問題でしょ。
「受給することは恥ではない」と何度も訴えていて、その通りだと思うけど、受給後に働ける人が就職の努力もせずただぬくぬくと暮らしてるなら恥と言われても仕方ないのでは。

解決方法は

仕事がない→生活保護受給に直結ではなく、住宅提供、引越資金支援、就職斡旋など支援団体があるのだから、役所が橋渡し役になるべき。
もちろんちゃんとやってる所もあるんだろうけどね、少なくとも紹介されていた役所ではそれをせず貧困者を追い返し餓死させてしまったわけだから。

外国人の生活保護受給率が日本人を上回ってるのも今問題視されてるけど、この本が6年前のものだからか記述はなかったな。


生活保護が悪というより、各団体と役所の連携の問題のように感じる。
あと、国任せにせず自分で調べる努力もすべき。

中学生という仕事を始める前の段階で周知させるのは大事だと思う。
生活保護に限らず、世の中の色んな仕組みをね。


今日は自分のための読書でした。


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