家族のために本を読む

二児の母の、家族のための読書の記録。

『仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣』読了

仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)

仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)


こんな人向け

  • 仕事がうまくまわってないと感じる人
  • 同じ仕事をしているのに自分ばかり注意されると感じてる人


読んでよかった度:★★★★★

ミスをする人としない人の行動や考え方の違いがわかりやすく解説されているだけでなく、すぐにでも実践したいと思わせる説得力がある。

よくある内容と見せかけて

メモをとる、時間に余裕を持つ、など一見どこのビジネス本にも記載されてる内容だけど、メモをとることを目的とするのではなく記憶にとどめ行動に移す、早く行動することでどれだけのメリットがあるか想像しながら行動する、という一歩先まで書かれていて やる気にさせてくれる。

自分は何ができていないのか

考え方、情報の扱い方、コミュニケーションなど、それぞれの項目が具体的なので、自分は何ができていて何ができていないのかも把握しやすい。
私の場合は、整理整頓が特にダメだ…まぁ、わかっていたんですけどね。

これは要改善。

情報の整理も大切

「ミスする人は大量の情報をインプットして関心を広げて取捨選択せず、エネルギーが分散されて成果につながらない」
これは耳が痛い…。
ホントこれ。私まさにこれ。
このブログも読書に絞っているとはいえ、絵本、漫画、自己啓発、歴史、絵の描き方に政治に…散らかりすぎ。

でも目的が家族のためだから仕方ない…かな?

気づくということ

最後の章でさらっと書かれている「気づく力」。
これってかなり重要だと思う。
「自分はちゃんとできてる」と思い込んだら最後、それ以上の成長は見込めない。

まぁできてると思ってる人はこの本を手にとることもないか。

全体を俯瞰するということは勉強にしろ仕事にしろ必要なスキル。

仕事をやってるつもりになっていて、なぜ自分ばかり注意されるのか、と普段感じる人にはぜひ読んでもらいたい。

会社や社会に不満を持つ前に、自分がその組織の歯車の一部であると認識し、どの位置でどんな目的でどのような仕事を担っているのか理解し、帰属する組織をより良いものにするにはどう行動すべきか、考えるいいきっかけになるはず。


長い返答を要する質問メールを上司に送る旦那にもぜひ読んでもらいたいなぁ('ω')


今回は、自分と旦那のための読書でした。


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