レオ=レオニの『アレクサンダとぜんまいねずみ』
小2の次男が本を読んで欲しいというのでこちらをチョイス。
アレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなし
- 作者: レオ・レオニ,谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: 好学社
- 発売日: 1975/04/01
- メディア: 大型本
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こんな人向け
- すべての人へ!
読んでよかった度:★★★★★
ねずみのアレクサンダは女の子にかわいがってもらっているゼンマイねずみがうらやましくて、魔法のトカゲに自分もゼンマイネズミにしてもらおうと紫の石を探す。
けれどゼンマイねずみは女の子に飽きられ捨てられてしまう。
紫の石を発見したアレクサンダはトカゲに願いを言うが…
というお話。
確か、私が小学校1年か2年のときに教科書に載ってたんだよね。
もう30年以上も前の話だけど、当時は絵とは思えないくらい色鮮やかなトカゲと、アレクサンダの心の変化がすごく印象的だった。
子供だった私には壮大なストーリーだった。
「あんなにも憧れていたおもちゃのねずみになれるかもしれない!!」
「あんなに大切にされていたのに捨てられてしまうなんて!!」
「あんなにも叶えたかったのに逆の願いをするなんて!!」
大人になって読み返すと「あんなにも」の部分をさらっと読み飛ばしてしまっていた。
子どものころの私はもっとどきどきしながら絵本を読めたんだなぁ。
今回は、次男と自分のための読書でした。