家族のために本を読む

二児の母の、家族のための読書の記録。

10月に読んだ本

読んだ本の数:11
読んだページ数:1907


読書の秋だし、意識して読んだつもりだったのに少ない!
しかも漫画や絵本ばっかり…。
11月はもっと読めるといいなぁ。


祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)感想
読んでよかった度:★★★★☆
(以下ネタバレ)推理小説でハッピーエンドなんてないのだろうけど、何とも心沈む結末。
父親の殺人は娘を守るためであり、優しさゆえに会ったこともない主人公への気遣いが事件解決への糸口となってしまう。
娘の夢が叶ったことと、作中にある「死んで子供を見守ることができる」という考えに少し救われるものの、結果として見守る娘が獄中ではね。
読了日:10月24日 著者:東野 圭吾


ときめく薔薇図鑑 (Book for discovery)ときめく薔薇図鑑 (Book for discovery)感想
読んでよかった度:★★★★☆
薔薇図鑑というにはかなり薄く、載っている品種は決して多くはないけど、どのページをめくってもバラ、バラ、バラ…!!
写真がとにかく美しい。
各品種の系統、咲き方、作出年/人/国、花の特徴や名前の由来などに加え、バラの歴史や絵画や書物にみる薔薇、育て方や、鑑賞だけでなく花びらや実の活用方法なども紹介されている。
読了日:10月23日 著者:元木 はるみ


美少女作画 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ美少女作画 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ感想
読んでよかった度:★★★★☆
5人のプロ絵師さんの描きおろしイラストと共に、女の子をかわいく描くコツを教えてくれる。
表紙も担当している一人目のイラストレーター、フライさんの描き方を見ながら実際に女の子を描いてみた。⇒
http://nashico-books.hatenablog.com/entry/2018/10/19/235948
読了日:10月20日 著者:フライ,げみ,けーしん,田中 寛崇,U35


仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)感想
読んでよかった度:★★★★★
ミスをする人としない人の行動や考え方の違いが解説されているだけでなく、すぐにでも実践したいと思わせる説得力がある。
最後の章でさらっと書かれている「気づく力」はかなり重要だと思う。
「自分はちゃんとできてる」と思い込んだら最後、それ以上の成長は見込めない。
全体を俯瞰するということは勉強にしろ仕事にしろ必要なスキル。
仕事をやってるつもりになっていて、なぜ自分ばかり注意されるのか、と普段感じる人にはぜひ読んでもらいたい。
読了日:10月17日 著者:藤井 美保代


ONE PIECE 90 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 90 (ジャンプコミックス)感想
読んでよかった度:★★★★★
懐かしいキャラが多くて嬉しい巻だった!
ガープ最高(´∀`*)
ついにワノ国入り!
続きが気になる~
イラストはブログで。描きたい人たくさんいたけど、表紙からガープ、しらほし、サボ、ビビ、マンシェリーの5人抜粋。⇒
http://nashico-books.hatenablog.com/entry/2018/10/16/233112?_ga=2.194333988.866981206.1537843893-861942057.1517296503
読了日:10月17日 著者:尾田 栄一郎


超入門 これなら描ける!服のシワの描き方の教科書 (マンガの教科書シリーズ)超入門 これなら描ける!服のシワの描き方の教科書 (マンガの教科書シリーズ)感想
読んでよかった度:★★★★☆
引っぱったときのしわ、重力によるしわ、よせじわや、くせじわなど、服にしわができる法則、素材のやわらかさや厚みによる表現の違いなど、しわの描き方を教えてくれる。
色々なシチュエーションのサンプルもたっぷり。
見たまま描くことが必ずしも正解ではなく、取捨選択が必要だろうけど、サンプルと比較することで自分のイラストの理想のしわが見つかるかも。
実際に描いてみた↓
http://nashico-books.hatenablog.com/entry/2018/10/14/002937
読了日:10月14日 著者:


池上彰の「天皇とは何ですか?」池上彰の「天皇とは何ですか?」感想
読んでよかった度:★★★★☆
憲法、歴史という視点からみた天皇に始まり、現在の皇室のしくみや皇室の仕事、生前退位についてを池上節でわかりやすくまとめられてる。
池上彰がみる天皇や、元執事による天皇のお人柄にもふれられる。
象徴という言葉をあまり疑問に思ったこともなかったけど、象徴になった側の苦悩を考えたことはなかったな。
生前退位の意味や旧宮家復活について等疑問に感じる箇所も。↓(続き)
http://nashico-books.hatenablog.com/entry/2018/10/11/194057
読了日:10月11日 著者:池上 彰


藤城清治の影絵の絵本 グリム藤城清治の影絵の絵本 グリム感想
読んでよかった度:★★★★☆
藤城清治氏の名前を知らなくても、CMや「みんなのうた」で絵を見たことがある人は多いはず。
グリム童話の中でもマイナーな5作品を収録。
『雪白ちゃんとバラ紅ちゃん』は女の子2人と悪い小人と動物と王子という童話らしい登場人物でかわいらしい物語。
だけど他の有名グリム童話にはある「困難」にあたるものがないせいかやはりマイナー。
他の話も、男の魔法使いが出てきたり、竜が出てきたり、死者がよみがえったりと、普段目にするグリム童話には見られない登場人物や展開が面白い。
読了日:10月09日 著者:藤城 清治


コケコッコー (1976年)コケコッコー (1976年)感想
読んでよかった度:★☆☆☆☆
空を飛べる気がするおんどりの夢のお話。

子供のころに読んだ、おんどりが主人公の絵本を探してて、図書館でこの本を見つけたんだけど、これじゃなかった…。

ビー玉を誤飲してしまったおんどりを助けるために、子供たちが他の動物や人間に頼んで回る話なんだけど、あれは何ていう絵本だったんだろう…

何かをするには他の誰かの力が必要で、その誰かもまた他者の力を必要としていて、まわりまわって自分も誰かを助けているといった教訓があり、母親がすごく好きな絵本だった。

もう読めないのかなぁ。
読了日:10月04日 著者:ラインホルト・エーアハルト


ねむりひめねむりひめ感想
読んでよかった度:★★★☆☆
女の子が大好きなピンクや薄紫をたっぷり使い、いきすぎない現在風のイラストで女の子はきっと好きな絵本。
最初のページに「この本は  のもの」と、自分の名前を書くことができて、贈り物に良さそう。
ただ、王子の青髭はちょっと気になる…(笑)
普段は違うテイストの絵を描くのかな…という疑問を持ってしまうやや違和感のある絵だったなぁ。
けど、女の子は好きなはず。
読了日:10月03日 著者:グリム 原作,サラ・ギブ 絵


オールカラー 楽しみながら国語力アップ! マンガ 漢字・熟語の使い分け (ナツメ社やる気ぐんぐんシリーズ)オールカラー 楽しみながら国語力アップ! マンガ 漢字・熟語の使い分け (ナツメ社やる気ぐんぐんシリーズ)感想
読んでよかった度:★★★☆☆
小学生が間違えがちな、熱い、暑い、厚いの違いから、収める、納める、治める、修めるなど、大人でも迷ってしまうような言葉の使い分けがわかりやすく説明されている。
同訓異字、同音異義語、熟語、部首、難読漢字の5章にわかれており、章ごとのストーリー漫画、各ページの4コマ漫画とクイズもあり、小学生でも気軽に読めそう
漢字の歴史や成り立ち、漢字辞典の引き方、各学年で習う漢字一覧など、漢字にまつわる話が盛りだくさん。
一通り読んだけど、量る、図る、測る、計るを使い分ける自信はまだ持てない…
読了日:10月02日 著者:


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