家族のために本を読む

二児の母の、家族のための読書の記録。

サラ・ギブの「シンデレラ」

グリム原作、魔女の宅急便作者の角野栄子訳、サラ・ギブ絵のシンデレラ。


こんな人向け

  • すべての女の子


読んでよかった度:★★★☆☆

同シリーズのねむり姫同様、最初のページに
「この本は  のもの」と、自分の名前を書くことができて、贈り物に良さそう。

イラストも現代風でありながら絵本の世界観を崩さず今の女の子向け。
魔法にかけられたシンデレラのドレスが光るイラストは本当に綺麗!
舞踏会は三夜にわたり開催されるので、ドレスもたくさん見ることができ、女の子心をくすぐる。


他のシンデレラ同様、実母が死んで再婚するんだけど、お父さんが一切出てこない不思議。
お父さんは娘がひどい扱いされてる間どうしてるんだろうか…


継母がシンデレラをいじめる描写はなく、二人のお姉さんもそこまでひどくないし、ラストシーンで姉たちは領主とダンスをする、など良くも悪くも現代風。

個人的には童話の登場人物に名前をつけるのはあまり好きじゃないな。


今回は、自分のための読書でした。


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