まずはイソップ物語から
今回読んだのはこちら↓
読んでよかった度:★★★☆☆
『はらぺこあおむし』で知られるエリック・カールによるイソップものがたり。
★3つなのは物語を知っているからで、子供に読ませてあげる本としては五つ星!!
この絵本では『ライオンとネズミ』をはじめとして、『○○と○○』といった11話を収録。
有名どころだと、『ウサギとカメ』と『アリとキリギリス』あたりかな。
イソップ物語と大人たち
大人になっても何となくみんな、イソップ物語を引用するんじゃないかな?
↓この程度は通じそう。
「私、うさぎじゃなくてカメタイプなんだよね」
「狼少年になるなよ」
「北風じゃなくて太陽がいい」
とかね。
「問題は誰が鈴をつけるかだ」
あたりもおさえておきたい。
※あまりメジャーじゃないかもしれないから一応説明しておくと、
敵の位置把握のために、ネズミたちが猫に鈴をつける作戦を立てるが誰も行動に起こせないという話。
事件は会議室で起きてるのではないのです。
みんながイソップ物語を知ってるから、
キリギリスの寿命は2か月だから遊んでて当然だと話題になったり、
『すっぱいブドウ』が心理学用語になったり、
『未来ウソップ』が生まれるんだろうね。
ってことは知らないとマズい…かも?